| 最新  | 
2008 年11 月16 日 (日 )

「Oh、 my bike」ウガンダ発第153報


 最近、貸与されているバイクがやや不調です。エンジンや各種機器は調子いいのですが、チェーンがすっかり伸びてしまっています。これまでも伸びるたびに調節していましたが、とうとう調節が不可能なくらいになってしまいました。自動車整備の職種でウガンダに赴任している隊員から定期点検を受けると、すぐにでも修理が必要との事でした。指示通り、町のメカニックに修理してもらいに行きました。メカニックは、バイクのチェーンを外して、2コマほどチェーンを詰めて短くして修理終了。ものの15分程で完了しました。
通常日本では、伸びきったチェーンは交換するのが普通だそうですが、私のバイクは総走行距離が4000kmを少し超えたところ。そんなにたくさん走っている訳ではありません。原因として、走り方と森林内の悪路を走っている事が挙げられるそうです。確かに、デコボコ道をガンガン走ったり、雨季には泥水の中をジャバジャバ走ったり。エンジンブレーキや坂道発進をとても良く使います。もう少しいたわってあげないと。



ちゃんと直りました

水たまりもなんのその
投稿時刻 15:21  | 個別ページ
2008 年11 月16 日 (日 )

「Eshabwe」ウガンダ発第152報


 ウガンダに住んで早1年半。もうウガンダの食べ物はほぼ食べただろうと思っていましたが、まだありました。私の知らない食べ物が。Eshabwe(エシャーベ)という牛乳から作られる地元の料理で、ウガンダに約10年暮らしている日本人家族からその存在を聞いた時から一度食べてみたいと思っていたものです。今回、いつもお世話になっている村のおばちゃんにお願いして作ってもらいました。
 牛乳から作ったバターを発酵させたものを約6時間かけて調理し、炭火で乾燥させた牛肉を加えたソースです。これをマトケ(バナナを蒸してつぶしたもの。ウガンダの代表的な主食)やカロ(ミレットと乾燥キャッサバを粉にしてお湯で練ったもの。モチモチしたそばがきのようなウガンダの主食)にかけて食べるのです。Eshabweは真っ白なとろんとしたソースで、ブルーチーズのような香りがあって非常においしいものでした。


Eshabwe

投稿時刻 15:17  | 個別ページ
2008 年11 月16 日 (日 )

「スタッフミーティング」ウガンダ発第151報


 カリンズ森林エコツーリズムセンターのスタッフミーティングがありました。毎月の実施を計画しているようですが、前回は4か月前の開催だったようです。今回は、各種報告と現在各々が抱えている問題点や改善点の共有、それらの解決に向けた議論などが行われました。ガイドの勤務体制や協力体制に改善をするように指示を出したり、スタッフに業務の重要性を諭したり、これまで正直「大丈夫かな、この人」と思っていた部分もあったスーパーバイザーに対して、「なんだ、分かってんじゃん」と言う思いが湧き、ちょっと見直しました。思ったより実りのあったこのミーティングを定期的に開いて、エコツーリズムセンターの運営がより良いものになるようサポートしていこうと思います。


投稿時刻 15:15  | 個別ページ
2008 年11 月16 日 (日 )

「電話とユニフォーム」ウガンダ発第150報


 以前紹介したカリンズ森林に赴任したセクターマネージャー。実は、あのすぐ1ヵ月後に別のセクターに異動になってしまいました。あまり計画性を感じないNFAの人事に不安を抱いていた頃、また次のセクターマネージャーが赴任しました。今度もまだ若い新進気鋭のマネージャーです。彼の人懐っこい笑顔と気さくな人柄、それに彼の家族との交流で、前任者より気分的に付き合い易さを感じる相手です。カリンズ森林全体を統括しているので、忙しそうに動き回っていて、会う機会がそれほど多い訳ではありませんが、これまで棚上げになっていた懸案事項にさっそく対応してくれました。
 まず、チンパンジーの調査やエコツーリズムに必要不可欠な森林内での連絡手段の確保として、エコツーリズムセンターの固定電話と森林内で持つ歩く携帯電話を準備してくれました。1年以上前から依頼していてもなかなか解決しなかったこれらが、一気に解決して嬉しい限りです。また、これまで私服でガイドをしていたツアーガイド達に、ユニフォームが支給されました。ガイド達の仕事に対する姿勢の変化にも一役買ってくれることでしょう。


セクターマネージャーとその家族

ユニフォームを着たガイド達


固定電話と携帯電話
投稿時刻 15:13  | 個別ページ
2008 年11 月6 日 (木 )

「ウォーキング サファリ」ウガンダ発第149報


 ウガンダ国内にはいくつかの国立公園があります。ただし、ケニアやタンザニアのように、一般的なアフリカの動物達を1か所で見られるような国立公園はなく、こっちはキリンが見られるけれど、あっちは見られないとか、あっちにはシマウマがいるけど、こっちにはいないと言ったように、それぞれ特徴を持っています。今回、休暇を利用してLake Mburo国立公園へ行ってきました。Mburo湖を中心に小ぢんまりとした国立公園です。肉食動物はほとんどおらず、たくさんのシマウマやインパラ、エランドやトピなどの生息がここの特徴です。肉食動物が少ないため、公園内を歩いて回るウォーキングサファリがあるのも特徴の一つです。
 朝、6時半銃を携帯したガイドと共に、ウォーキングサファリのスタートです。「まずはハイエナの住みかへ行ってみよう。」と、ガイド。 えっ!?思いっきり肉食動物じゃん! 連れられるがままにハイエナの住みかへ進みます。幸い(?)ハイエナは出かけていていませんでしたが、周りには餌食となったイボイノシシの骨などがゴロゴロしていました。その後、湖の周辺で遠くを歩くハイエナを見かけ、同じ地面を自分の足で歩いている事にドキドキしました。


イボイノシシの頭骨が転がる。

インパラを撮影中の参加者。

ガイドの後ろを歩く参加者。

ハイエナの住みか。

足跡もそこここに。
投稿時刻 11:53  | 個別ページ
2008 年11 月6 日 (木 )

「Ndere center」ウガンダ発第148報


 首都のカンパラにNdere centerと言うところがあります。ウガンダのダンスや音楽のショーが見られるアミューズメント施設です。以前から「面白いから行った方がいい」と、いろんな人から勧められていましたが、なかなか行く機会がなかったこのNdere centerに、この度やっと行くことができました。
太鼓のリズムと激しいダンスで繰り広げられるアフリカンパフォーマンスに初めは圧倒され、知らず知らずのうちに私の体もリズムを刻んでいました。ショーアップされたダンスや音楽が素晴らしいのは言うまでもありませんが、ショー全体の進行を務める司会者の軽快なトークとジョークで会場は盛り上がり、子供も大人も、ヨーロッパ、アメリカ、アジア、アフリカと各国からの観客もみんなノリノリでした。約3時間のショーは休憩も挟まずぶっ通しでも、ノンストップの面白さでした。何でも、数年前に日本で行われた愛知万博のウガンダデーでは、このNdere centerのパフォーマーが来日してショーを繰り広げたそうです。ウガンダにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。お勧めです!



こんなダンスもありました。

激しい太鼓のリズム。

腰をふる独特のダンス。
投稿時刻 11:50  | 個別ページ
2008 年11 月6 日 (木 )

「チンパンジーも木から落ちる②」ウガンダ発第147報


 2つのグループによる攻防があった翌日には所用で首都カンパラへ行っていた私に、カリンズの研究者から電話が入りました。「おととい落下したメスのチンパンジーが、ここ2日間地面にベッドを作って終日寝ているとトラッカーから連絡が入った。片側の下腹部から大腿にかけて腫れているらしい。ベッドの周りにはそのチンパンジーの2頭の子どもがいるそうだ。」 私達の目の前で木から落下したメスのチンパンジーは、やはりかなりのダメージを受けていたようです。万が一このメスチンパンジーが死んでしまったら、残された2頭の子ども達は生きていくのが困難になるでしょう。幼いチンパンジーの成長にとって母親の存在は不可欠です。
 チンパンジー同士による騒ぎが原因で起こったこのアクシデントは、もし私達が観察していなくても、おそらく起こっていたでしょう。自然の摂理、これが野生です。しかし、もし2頭の子どもも衰弱して命を落としそうになった時、見殺しにできるか? かと言って、人間の手で保護したとしても再び野生に戻す事は非常に困難だろう。などとグルグル頭の中で堂々巡りです。
やはり、チンパンジーの生命力を信じて人間は手を出すべきではないなと心が決まった頃、再び連絡が入りました。「負傷したメスのチンパンジーがベッドから出て樹上の果実を食べ始めた」と。一安心した瞬間でした。


負傷したメス、フユ。
投稿時刻 11:47  | 個別ページ
2008 年11 月6 日 (木 )

「チンパンジーも木から落ちる」ウガンダ発第146報


 SunzuグループがMusangaグループを追い返した騒ぎの中で、もう一つの出来事が起こっていました。たくさんのチンパンジーが慌てて木から下りる際、5メートル位の高さから1頭のオトナメスが地面に落ちたのです。ドスンッと大きな音がして、その場からしばらく悲鳴が聞こえました。
実は時折チンパンジーも木から落ちます。10メートル以上の高い木の上から落っこちるのを見て、大丈夫かと確認に行くと、すべにその場にはいない事がほとんどです。「チンパンジーの体は丈夫に出来ているんだなぁ」と感心します。ただし、打ちどころが悪いと、中にはそれが原因で死亡してしまう個体もいるそうです。
今回の個体はどうでしょう。周りの騒ぎに目を奪われていた私は、この落下した個体だけを注視していた訳ではなかったので、気づかぬ間に悲鳴を止めて茂みに隠れてしまったようです。同行していたトラッカーが言うには、「おそらく茂みの中でうずくまっているだろう」との事でした。

投稿時刻 11:46  | 個別ページ
2008 年11 月6 日 (木 )

「応戦③」ウガンダ発第145報


 次第に騒ぎが遠ざかっていきました。それは、私達が観察していたSunzuグループが、後からやってきた別グループを追い返した事を物語っていました。実は、総数20頭程の小頭数グループであるSunzuグループですが、これが結構強いんです。
以前も今回と同様に隣接するMusangaグループと接近して争いが起こった事があるそうです。Musangaグループは総数60頭程の大きな集団で、オスの数もSunzuグループより多く、数では勝っています。しかし、勇んでやって来たものの逆に逃げ帰ったのはMusangaグループの方だったそうです。
今回は、ちょうどMusangaグループを研究者が追跡していた時だったので、両者のデータを合わせると面白い記録になるかもしれません。

投稿時刻 11:44  | 個別ページ
2008 年11 月6 日 (木 )

「応戦②」ウガンダ発第144報


 それまでのんびり過ごしていたチンパンジー達が、突如騒ぎを始め、大慌てで木から下りてきました。その勢いがものすごく、これまでに見た事もないような慌てぶりです。ドタドタ、バタバタ、ギャーギャー、ホーホー、チンパンジー達にとって結構近くにいたはずの私達は全く眼中にないと言ったところです。何が起こったのか分からないまま事の成り行きを見守りました。
少し遠くから聞こえるチンパンジーの鳴き声と、私達が今まで観察していたチンパンジーの叫び声。木や地面をドカドカ叩く音。しばらく続いたそれらの声や音から察するに、隣接する別のチンパンジーグループがこのイチジクの木のそばまでやってきて、2つのグループの間で臨戦態勢が敷かれた様子でした。木から下りた直後、オス達は直ちに応戦に向かい、メス達は自分の子どもを守って茂みに隠れながら時折鳴き声を上げます。オス達を声で援護しているのか、お互いの位置を確認しているのか。

投稿時刻 11:40  | 個別ページ